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カテゴリ:ひらめきポエム( 2 )

2007年 08月 15日
アイデンティファイしたい欲求
自分という精神ある存在を理解するためなら、人は何でもやってみる。
自分探しにリュックをしょって、異なる世界と文化の中に飛び込もう。
自分を理解したり理解してもらうために、言葉や絵、歌で表現しよう。
外とのつながりを絶ち切って、我が内なる精神へいざ足を踏み出さん。

誰よりも多くのものを所有する。
誰よりも持たないと心に決める。
自分のアイデンティティだから。

みんなお互いの名前を尊重する。
所属している場所を守り愛する。
アイデンティファイするために。

自分はとにかく他人と違うんだよ。
だってロボットじゃないんだから。

同時に二つ以上のアイデンティティを持つ。
ネットを通じて自らの分身を増やしていく。
ヴァーチャルな世界に作ったn番目の名前。
アバター。オンラインゲームのプレーヤー。
アイデンティティの創造?それともコピー?

それともアイデンティティの盗用。
昔も今も全員が繰り返してきた事。

これっていう言葉を見つけては、うまく他の言葉とくっつける。
親や教師や新聞紙、映画のセリフを自分らしい表現に変換する。

思想の再発明と、アイデンティティの再創造。
複製と改変を繰り返し、言葉は複雑系の様相。

差異を作りたい。
コピーではない。

劣化コピーに気づかずに、人は進化を求め続ける。

そして本音。

本当に他人と違っていることは隠さなきゃ。
こんなおかしな指をしているのは自分だけ。
こんなに背が低いのは自分だけ。
自分のあらゆる性癖は全て秘密。
心の中の思想は自分だけのもの。
それを全部表に出せた時には、アイデンティファイする必要もなくなるだろうね。
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by smilkobuta | 2007-08-15 23:20 | ひらめきポエム

2007年 07月 28日
ニュートラルな宇宙について30歳男子の了解
人生の目的ってなんだろう。
やってみたいと思うことはたくさんあるけれど、一生やっていくとは思えないものばかり。

僕は何かものを作るのが好きで、絵を描いたりプログラムを作ったり、文章を書いたりしている。
何かを創作することは、自分というものを表現する方法だと思っていた。
多分、自分という個性をうまく他人に伝えられるんじゃないかと考えていたんだと思う。

でも最近、そうではない事に気がついた。
最初は、自分が作ったものを他人のものと比べてしまうことが駄目なんだよな、なんて思っていた。
そうではなくて、もっと根本的な問題だと気がついた。

自分にしか表現できない何かなんて、この世界には何もないんじゃないか。
思いついたアイディアだって、どこかからの借り物でしかない。
それ一つだけで完璧なものなんて生み出せない。
それは何かの物まねでしかないから。

どうしてそこに花があるのに、花の絵を描くんだろう。
花はこれまでもこれからも、ずっと美しいままで完全なのに。

どうして、僕はここに生まれてきたんだろう。
物まねしかできないのに。

宇宙は僕に何を期待しているのだろう。
宇宙は花に何を期待しているのだろう。

きっと宇宙は何も求めていないんじゃないか。
ただ、水が高いところから低いところへと流れるように、エネルギーが流れているだけ。
まだ空っぽなところを埋め尽くすために、まだ満たされていない部分を満たすために。

僕自身を、宇宙が生み出したエネルギーの粒だと考えてみる。
周りのみんなも、植物も石ころも動物も同じく粒々。
宇宙のまだ埋められていなかった隙間を、一つずつ埋めていくためのピース。

きっと神様は何も期待していないんだろう。
ただ、限りなくバリエーションを増やしてみるだけ。
まだ試していない組み合わせを試して、まだ見たことのないものを見るだけ。

宇宙も神様も、実は考えていないんじゃないか。
全てが完璧に調和することなんて。
全ての悪がなくなることなんて。
世界が平和で満たされることなんて。
僕が何かを生み出そうと必死になることなんて。

でも僕は、自分が表現できうる完全なものを一つ見つけた。
それは一粒のエネルギーとしての僕自身。
絶対に壊されてはいけない、宇宙のどこか小さな一箇所を埋める唯一のピース。

どこか遠くにあるゴールを目指していたら、折り返してきたスタートがゴールだった。

短く走って戻ってきても、長く走って戻ってきても、戻るところは同じ。
行って帰って、行って帰って。

今走っている軌跡は、これまでとは別の道のりなのか。
今目指している折り返し地点は、さらに先にありそうか。

その軌跡はきれいな花びらを描くみたい。
いつかはきれいな花が描けそうだ。

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by smilkobuta | 2007-07-28 07:38 | ひらめきポエム