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2007年 07月 28日
ニュートラルな宇宙について30歳男子の了解
人生の目的ってなんだろう。
やってみたいと思うことはたくさんあるけれど、一生やっていくとは思えないものばかり。

僕は何かものを作るのが好きで、絵を描いたりプログラムを作ったり、文章を書いたりしている。
何かを創作することは、自分というものを表現する方法だと思っていた。
多分、自分という個性をうまく他人に伝えられるんじゃないかと考えていたんだと思う。

でも最近、そうではない事に気がついた。
最初は、自分が作ったものを他人のものと比べてしまうことが駄目なんだよな、なんて思っていた。
そうではなくて、もっと根本的な問題だと気がついた。

自分にしか表現できない何かなんて、この世界には何もないんじゃないか。
思いついたアイディアだって、どこかからの借り物でしかない。
それ一つだけで完璧なものなんて生み出せない。
それは何かの物まねでしかないから。

どうしてそこに花があるのに、花の絵を描くんだろう。
花はこれまでもこれからも、ずっと美しいままで完全なのに。

どうして、僕はここに生まれてきたんだろう。
物まねしかできないのに。

宇宙は僕に何を期待しているのだろう。
宇宙は花に何を期待しているのだろう。

きっと宇宙は何も求めていないんじゃないか。
ただ、水が高いところから低いところへと流れるように、エネルギーが流れているだけ。
まだ空っぽなところを埋め尽くすために、まだ満たされていない部分を満たすために。

僕自身を、宇宙が生み出したエネルギーの粒だと考えてみる。
周りのみんなも、植物も石ころも動物も同じく粒々。
宇宙のまだ埋められていなかった隙間を、一つずつ埋めていくためのピース。

きっと神様は何も期待していないんだろう。
ただ、限りなくバリエーションを増やしてみるだけ。
まだ試していない組み合わせを試して、まだ見たことのないものを見るだけ。

宇宙も神様も、実は考えていないんじゃないか。
全てが完璧に調和することなんて。
全ての悪がなくなることなんて。
世界が平和で満たされることなんて。
僕が何かを生み出そうと必死になることなんて。

でも僕は、自分が表現できうる完全なものを一つ見つけた。
それは一粒のエネルギーとしての僕自身。
絶対に壊されてはいけない、宇宙のどこか小さな一箇所を埋める唯一のピース。

どこか遠くにあるゴールを目指していたら、折り返してきたスタートがゴールだった。

短く走って戻ってきても、長く走って戻ってきても、戻るところは同じ。
行って帰って、行って帰って。

今走っている軌跡は、これまでとは別の道のりなのか。
今目指している折り返し地点は、さらに先にありそうか。

その軌跡はきれいな花びらを描くみたい。
いつかはきれいな花が描けそうだ。

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by smilkobuta | 2007-07-28 07:38 | ひらめきポエム

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